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ぼくが教育について思うこと

コミュニケーション能力を考える

今日、帰りの電車でこんな光景を見た。
一人の外国人中年男性が、若い日本人若い女性のそばに近づいた。手にスーパーの買い物袋を提げたサラリーマン風の男性である。何をするのかと見ていたら、女性に質問があると言い出した。(もちろん英語ね。)ところが、女性は英語を全く理解できないらしく、首をかしげとまどうばかり、めんどくさいのでやりとりを日本語にすると、こんな感じだ。
男性「なんでメガネをかけてるんだ?」
女性「え?・・・」
男性「なんでなんだよー。メガネにレンズが無いじゃないか」(ここで、女性のメガネにレンズが無いことに僕も気付く)
僕(そういや、なんでレンズないんだ?)
男性「どうしてなんだ、どうしてなんだ。ぶー」(雰囲気が分かるように、多少脚色しています)
女性「え?分からない」(この「分からない」は、自分でも理由が分からないのではなく、英語が分からないのこと)
男性「ファッションか?え?ファッションかいっての?」
僕(ファッションに決まってんだろー。分かってんなら聞くなよー。からみたいのかよっぷー)
その後もしつこい追求は続いたが、やがて目的地に着いたのか、男性は降りていった。でもなぜか、「ファ〇キン、部ブー〇〇」と大きい声でほえていた。お前はアブドラーザぶっちゃーか。
女性はほっとして近くの別の女性に一言、「ぜんぜん分からなかった。」
うーん、この光景から何を思い浮かべるのかは人によって様々だろうと思うが、僕は、こんなことを思い浮かべた。
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(一般編) コミュニケーションには共通言語がやっぱり不可欠。
(国際理解編) 外国人にも「ばか」がいる。
(英語教育編) 日本人は英語力も無いけど、そもそも困難を乗り越える「上手い」手を知らない。※関西人を除く。
(教員編) 言語力がまだ十分でない1年生くらいの子に、一生懸命どなって説教をしている教員を見たことがあるが、結局、伝わらなければ指導ではなく「自己満足の自己主張」にすぎない。※この男性はその象徴。
(総論編) コミュニケーションには、①相互理解に役立つケース、②問題解決、紛争解決に役立つケースがある。まずは、なんとかして成立させることが重要ということ。※この男性は、お構いなし。そもそも①も②もする気がない。

他にもあるかもしれないけれど、単に英語ってできたほうがいいよね的な話ではなく、教育の在り方や人の生き方にも派生するように思いますね。この出来事は。
愛する奥さんに、いつも結論が大事だよねといわれるけど、これが限界です。ご勘弁を。
by k1satok1 | 2012-02-03 22:33 | 教育
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教育について、激しく、でも温かく語ります。

by 教育鳥クロニクル
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