ぼくが教育について思うこと

2013年 06月 02日 ( 1 )

必ず子どもに響く、総合的な学習の時間の授業

世の中の課題を子どもに考えてもらうのが総合的な学習の時間で重要なことだ。
世の中の課題は、その多くが結局は人間の暮らしや文化などに起因する。
だから、結局は、総合的な学習の時間では、人とのつながりを軸にする授業が大事になる。
人とのつながりを軸にすると、様々な分野に関連した学習を展開することが可能になるのだ。
異文化理解を軸にするという言い方でもいいかもしれない。
「人」を中心にして、ウエビングをしてみると、様々な課題を子どもに提示できることに気付くと思うので、これはおすすめだ。

では、実践としてどのようなものがあるのか。
たとえば、国際理解教育として、よく外国の方との交流活動を行うことがあるが、これを「人」中心ウエビングで少し広げて考えてみるとどうなるか。
カナダ人の方との交流を行っているとしよう。
英語を学びつつ、カナダという国の場所や文化を知るというのが多くの場合の活動だろうが、
そこに、「環境」という視点をもちこんでみる。ウエビングを環境に広げてみるのだ。
一つの例だが、
子どもたちが牛乳パックを洗って、リサイクルするという環境に関する活動に取り組んでいる中で、カナダ人の方との出会いを位置付ける。
カナダには、紙の牛乳パックというものがない。(少なくとも、私が知っているカナダ人の出身地域では)日本の子どもは牛乳パックが当たり前だから、これを不思議に思う。当然、カナダ人に対して質問する。どうやって牛乳は売られているのか?と。
カナダ人からは、意外な答えが返ってくる。日本人はなぜ紙を使ってパックを作るのか?と。
カナダの国旗を思い出してみてほしい。カエデの葉が中央にある。カナダ人は、これを示して、カナダは森林を大切にしている。だから、木を切って使い捨てるようなことはしたくないのだ。紙を使うということはそれだけ木を切るということだ。という意見が子どもに示される。

子どもがこのような外国人の思いを聞いたときどのような意見をもち、行動していくかは、学級によって異なると思うが、総合的な学習の時間では、こうした様々な「人」の考えにふれることが効果的だ。それも単に触れるのではなく、自分たちの活動や取組(この場合は環境に関する活動)に関連して、その流れに「人」との出会いを位置付けていくとよい。

子どもに響く総合的な学習の時間の在り方は、以上のような「人」中心ウエビングで活動や出会いを演出することが必要なのだ。
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by k1satok1 | 2013-06-02 22:15 | 教育



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