ぼくが教育について思うこと

カテゴリ:教育( 95 )

チーム学校は、なし得るか?

学校がチームになるとはどういうことか?そもそも、今の学校が【チーム】となっていない、ということが前提にあるのだとすれば、どんな点がダメなのか、それを把握しておかなければ、何をどうすれば良いのかが、見えてこない。単純に、様々な人財を学校に送り込めばいいというものでもない。
テレビ特番でやっている【大家族】を思い起こしてほしい。人が多ければ、その分、調整、連絡、現状把握など、様々な手腕が父親と母親とには求められる。ある父親は、母親との交渉に、それは大変な苦労をし、その場面がなんども放映されていた。ひとこと言えば、【タイヘン】なのである。担任、子ども、保護者への対応は何百通りもある。更にスタッフが増えれば、そのバリエーションは無限に増えていく。リスクを事前に想定することにも限界がでてくるだろう。りんきにマネジメントする管理職やミドルリーダーの力量が問われるのは必至である。
ただ、希望もある。再び【大家族】を思い出して欲しい。登場人物が多ければ、それだけドラマが生まれ、感動が生まれる可能性が高まるのである。加えて、大家族でいつも感動させられるのは、子どもたちが巻き起こすハプニングである。チーム学校において、カギは何かとすれば、それは、間違いなく、子どもの成長にまつわる感動だろう。言うまでもないが、単に人が増えることが目的ではなく、子どもたちが、成長するものがたりをおおくの人が共有し、学校を中心に、子ども育てのコミュニティが育まれていくことこそが、チーム学校が成立する上での重要ポイントである。

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by k1satok1 | 2015-08-25 12:05 | 教育

土曜授業の復活について思うこと

完全学校週5日制が開始して十数年が経ったが、その当時、文部省でことの決定を進めたのは自民党政権下にある官僚。まあ、45歳から55歳くらいの人が中心だったとすれば、その人たちのほとんどは退職しているのだろうか。
一方で、議員はまだまだたくさん残っているのだろうから、当時の文教施策をけん引していた議員が、もしまだ活躍しているとしたら、自分たちでつくった制度を、検証し微修正しようというのが、今回の動きについてのとらえ方としては妥当なのかもしれない。
でも、世の中は、微修正とは受け止めない。まさに土曜授業復活、というフレーズだけでとらえてしまい、それを良しとしない学校現場に対しては、冷たい目線が注がれる可能性がある。
あくまでも学校週5日制度のもとでの土曜授業の工夫、くらいのニュアンスできちんと世間に伝えないと。
誤解に根差した教育論議は不要だ。
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by k1satok1 | 2013-10-21 00:23 | 教育

必ず子どもに響く、総合的な学習の時間の授業

世の中の課題を子どもに考えてもらうのが総合的な学習の時間で重要なことだ。
世の中の課題は、その多くが結局は人間の暮らしや文化などに起因する。
だから、結局は、総合的な学習の時間では、人とのつながりを軸にする授業が大事になる。
人とのつながりを軸にすると、様々な分野に関連した学習を展開することが可能になるのだ。
異文化理解を軸にするという言い方でもいいかもしれない。
「人」を中心にして、ウエビングをしてみると、様々な課題を子どもに提示できることに気付くと思うので、これはおすすめだ。

では、実践としてどのようなものがあるのか。
たとえば、国際理解教育として、よく外国の方との交流活動を行うことがあるが、これを「人」中心ウエビングで少し広げて考えてみるとどうなるか。
カナダ人の方との交流を行っているとしよう。
英語を学びつつ、カナダという国の場所や文化を知るというのが多くの場合の活動だろうが、
そこに、「環境」という視点をもちこんでみる。ウエビングを環境に広げてみるのだ。
一つの例だが、
子どもたちが牛乳パックを洗って、リサイクルするという環境に関する活動に取り組んでいる中で、カナダ人の方との出会いを位置付ける。
カナダには、紙の牛乳パックというものがない。(少なくとも、私が知っているカナダ人の出身地域では)日本の子どもは牛乳パックが当たり前だから、これを不思議に思う。当然、カナダ人に対して質問する。どうやって牛乳は売られているのか?と。
カナダ人からは、意外な答えが返ってくる。日本人はなぜ紙を使ってパックを作るのか?と。
カナダの国旗を思い出してみてほしい。カエデの葉が中央にある。カナダ人は、これを示して、カナダは森林を大切にしている。だから、木を切って使い捨てるようなことはしたくないのだ。紙を使うということはそれだけ木を切るということだ。という意見が子どもに示される。

子どもがこのような外国人の思いを聞いたときどのような意見をもち、行動していくかは、学級によって異なると思うが、総合的な学習の時間では、こうした様々な「人」の考えにふれることが効果的だ。それも単に触れるのではなく、自分たちの活動や取組(この場合は環境に関する活動)に関連して、その流れに「人」との出会いを位置付けていくとよい。

子どもに響く総合的な学習の時間の在り方は、以上のような「人」中心ウエビングで活動や出会いを演出することが必要なのだ。
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by k1satok1 | 2013-06-02 22:15 | 教育

朝の会ですべきことは何か。(小学校編2)


朝の会ですべきことはいろいろある。
基本中の基本は、

○子どもが全員いるかの確認
⇒当たり前だが、連絡なく登校していない子がいたらリスク
○目をこちらに向けていない子がいないかの確認
⇒目は口ほどにものをいう。これを馬鹿にしてはいけない。
○服装、髪型の乱れがないかの確認
⇒身の回りがきちんとしていない子は、何かある、と思ってもいい。(もちろん無い場合もあるが)

あまり多くのことを確認することはできないから、これくらいは最低ラインということを決めておく。

次に何をするか。
時期によっても違う。もし4,5月なら、机の上を見る。よけいなものがないか、乱雑に物をおいていないか。あるいは、何ものっていないなら何かを出すよう指示する。その指示にどのように反応しているかを見る。指示を聞けていない子、従わない子はいないか。気になる子にはすぐに直すよう話す。

そういえば、学級経営上のポイントとして次のことをあげておきたい。
一度やるときめたら、徹底してやる。⇒先生が簡単にやめると、子どもは信用しなくなる。
と、これはよく教育雑誌でも語られること。でも、次も大事。
一度やるときめたことを先生がうっかりやめても、自分たちから「先生、ちゃんとやろうよ」と先生に言ってほしい、と伝えておくこと。子どものほうがしっかりしていた方がいいクラスになる場合もある。
また、一度やるときめたことでも、変えたほうが良いと思ったら先生に言ってほしいと伝えておくこといい。この世に一度きめたら絶対変える必要がない、というルールは少ないはず。憲法だって改正が議論になるのだから。
もっとも、モラルやマナーとはちょっと別だが。

まだまだあるが、おいおいメモしたい。
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by k1satok1 | 2013-05-14 22:25 | 教育

コミュニティ・スクールとは

地域住民や保護者が学校運営に参画する、というのがコミュニティ・スクールの核になるフレーズ。
法律上も一定の権限を地域住民等からなる学校運営協議会にもたせている。
が、この学校運営に参画、という言葉が何を指すのかが具体的に法律に明示されているわけではない。
そこで、様々な見解の相違が生まれてしまう。
見解の相違があるということは多様な意見があるということでもある。そうなると、どうしても自分の意見にそぐわないものに対して警戒心をもつのが人間というものである。
多様性があって、そこに不安要素が存在すると、人は手を出したがらない。
上手く活用すればメリットが生まれるという気がしても、どうしても億劫になる。
様々な思惑の中で調整するのが面倒だと感じてしまう。
これがコミュニティ・スクールとは、と考えるときに避けて通ることのできない現状であろう。

こうした現状は、コミュニティ・スクールだけにみられることではない。どんな新しい取組も、多様な見解にまとわりつかれ、その導入や推進に影を落とす。
だが、そんな影に飲み込まれてはいけない。
影から一歩踏み出し、明るさを求め、多様な見解のあい路を見出していく勇気が必要だ。
それが教育改革の本当の姿である。
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by k1satok1 | 2013-05-06 20:05 | 教育

長嶋さんらしさ

長嶋さんが天才なのは、その伝説的なプレーや言動から誰もが認めるところ。
かつての野球少年だけではなく、なぜか、私のようなふつうの人間でも長嶋さんの
魅力にひきつけられる。
なぜか。
思うに、長嶋さんには、人に説明したり、納得させたりしようという気がないからではないか。
いいわけも、解説もなく、ただ、真摯に野球に向かう姿があるだけなのだ。
ご本人はたまに説明したりしているおつもりなのかもしれないが、それがまったく説明になっていない。
というか凡人にはよく分からない。
説明しよう、納得させようという人には、こちらもちょっとだけ構えてしまうのかもしれない。
でも、長嶋さんには、こちらが構えるということはなく、ただただ、理解不能な中に、関心を高め、いつの間にかその魅力をこちらから謎解きしようとしてしまうのだ。
もっとも、こんなこともそもそも、野球人としての偉業があってのことだが、
長嶋さんにはとにもかくにも憧れてしまう。
一方、安倍総理はどうか。アンパイヤ役を果たした総理だが、テレビの画面から
そのような魅力があふれ出ていたかどうか。
これからの政治手腕次第では、長嶋さんに劣らぬ魅力を発することができるかもしれない。
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by k1satok1 | 2013-05-06 00:41 | 教育

子どもを伸ばす学級経営のポイントの一つ

「大事なことは、くどくど言わないこと。」
これ大事だよ、と言って、いくつも事柄を並べたり、言葉を重ねると、何が大事かわからなくなるから。

「みんな違ってみんないい、と金子みすずを引用してもいいが、みんな違ってみんないい、だけど、ここだけは、違っちゃだめだよね、も大切にすること。」
違っていい、というのは一つの見方としてとてもとても大切。でも、それだけに固執すると、結局偏った見方を身につけることになる。気を付けよう。
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by k1satok1 | 2013-05-06 00:07 | 教育

学級経営~5月の連休明けにすべきこと~

連休が明ける。
4月の1か月で出来上がった学級経営の基礎が簡単に崩れる時期である。
一方で、4月につくれなかったことを再度チャレンジする時期でもある。
良く言えば仕切り直しが可能な時期だ。
さて、何を仕切りなおすのか。
連休が明けてから考えるなんて悠長なことはやめよう。
今考えるのだ。
考えるべきは、①教師がすべきこと。②子どもにさせるべきこと。の2点に分けて整理する。
①も②も内容を考える前に、一日のスケジュールのうちのどこで行うことなのか想定すべきだ。
たとえば、①なら、
朝教室に入る前に何をするのか。漫然と教室に入ってはいけない。
職員室で自分は教師として何をするとよいのか考えるのだ。
一日の授業の構想を確認するのか、それとも、教室に入ったらまず子どもに何を問いかけるか考えるのか。
気になる子どもの様子をまずもって確認するのか。苦手な子どもに対して笑顔をふりむけるのか。やることはいくらでも想定できる。大切なのは何をするかをその「目的」とセットで考えておくことだ。
②なら、
1時間目の授業で少なくともノートに日付を書くことだけは徹底させるのか、自分の考えを全員が一言でもかけるように徹底するのか、などこれまたいくらでも想定できる。
漫然と漠然と一日をスタートしてはいけない。
もっと言えば、GW明けの1週間で何をいつごろやるのか、重点を箇条書きにしておくくらいはしておきたいものだ。
PCでプランを練る必要などない。手帳にメモしておいて、一つ一つ実行し、実行したら線で消していくだけでいいのだ。そういう地道な取り組みが自分の自信にもつながるし、仕切り直しにも具体化されていく。
もっとも、箇条書きしたくても何を書けばいいのかわからないようなら、教員をやめるということも考えたほうがいいかもしれない。
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by k1satok1 | 2013-05-04 14:15 | 教育

上司に悩むすべての教員へのエール

学校は、よくナベブタ型の組織で、厳密に上司と言えるのは校長と教頭、主幹教諭ぐらいに限られるのが通常だと思う。こういう組織では、ほんの限られた数名の上司とうまくいかなくなると、大変つらい。教員と言えども上司との関係は重要だ。いくら同僚に「頑張っているね」と言われても、上司から冷たくされれば、「なにくそ」と思う人より、「自分って駄目なのかな」と思う人の方が多いのではなかろうか。
でも、ちょっと考えてみてほしい。1年間のことだけを考えれば、その上司との関係が悪いのは大変なことだが、その上司は3年もすればいなくなるではないか。一般的に管理職の方が異動スパンが短い。そのことを忘れず、どうせ、あの上司はいなくなる人、自分は子どもたち、保護者の信頼を得て活躍する人、と信じて、地道にできることを積み重ねてほしい。
僕は、そう思う。そう思うことで救われる人が多いと思う。それに、その方が多くの子どもを幸せにできるではないか。
こんなことを書くと、お前は管理職の気持ちや苦悩がわからないのだ、と言われそうだが、管理職って、子どものために、自分の学校の教職員の能力をフルに引き出すべき存在なのだから、それができないなら、そもそも管理職としての存在意義はない。そう思いませんか?これは、すべての管理職への問いかけであるとともに、自分への問いかけでもある。
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by k1satok1 | 2012-11-12 23:32 | 教育

いじめ問題に思う

いじめアンケートを行った町田市の教員がテレビのニュースに。
アンケートを書きにくいという子どももいるはずだが、一斉に配付し、その場で回答を書かせている。
このやり方自体の是非は検討しておきたい。
これが本当に有効で公平な方法なのかどうか。自分ならばどうするか?

ところで、個人面談、三者面談が学校にはある。これを児童生徒面談に変えてはどうか?
そもそも、一人一人の子供にじっくり向き合う時間を意識的、意図的に設けることこそ必要ではないか?
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by k1satok1 | 2012-07-24 23:18 | 教育



教育について、激しく、でも温かく語ります。

by 教育鳥クロニクル
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