コミュニティ・スクールとは
地域住民や保護者が学校運営に参画する、というのがコミュニティ・スクールの核になるフレーズ。
法律上も一定の権限を地域住民等からなる学校運営協議会にもたせている。 が、この学校運営に参画、という言葉が何を指すのかが具体的に法律に明示されているわけではない。 そこで、様々な見解の相違が生まれてしまう。 見解の相違があるということは多様な意見があるということでもある。そうなると、どうしても自分の意見にそぐわないものに対して警戒心をもつのが人間というものである。 多様性があって、そこに不安要素が存在すると、人は手を出したがらない。 上手く活用すればメリットが生まれるという気がしても、どうしても億劫になる。 様々な思惑の中で調整するのが面倒だと感じてしまう。 これがコミュニティ・スクールとは、と考えるときに避けて通ることのできない現状であろう。 こうした現状は、コミュニティ・スクールだけにみられることではない。どんな新しい取組も、多様な見解にまとわりつかれ、その導入や推進に影を落とす。 だが、そんな影に飲み込まれてはいけない。 影から一歩踏み出し、明るさを求め、多様な見解のあい路を見出していく勇気が必要だ。 それが教育改革の本当の姿である。
by k1satok1
| 2013-05-06 20:05
| 教育
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